僕はデデバリィの研究所の入り口に入った。
そこには軍事研究所にしてはやけにオフィスっぽい受付があり、女性が立っていた。

「あの、今日ここに来ることになっていた者なんですけど・・・」
「お名前をどうぞ」

トマスです。トマス・ボーリー」
「トマスさんですね。主任の部屋にお連れします」

僕トマスはこれから何が起こるか少しわくわくしていた。


しかしドアを開けて見たものは内心「・・ゲッ!」と思ってしまう光景だった。

「君がトマス君か」
部屋にいたのは、いかにも怪しげな白いマスクを被った人物だった。

「は、はい。僕がトマスです (こ・・こんな人の下で働くのかぁ?)」

「私はゼニ。・・・ゼニ・ガッポだ」
何やらマスクから変な音が聞こえてくる。

「これから宜しくお願いします (出来れば厄介にはなりたくないけど・・)」

「うむ。私はこう見えてここの主任研究員兼所長だが、帝国本部とのミーティングが忙しくてね、ここにいない時が多いんだ。・・だから詳しいことは工場長に聞くといい」

「・・工場長ですか?」

「研究所なのに工場長がいるなんて変だと思ったかね?しかしここはそういう所だ」

「そうですか・・・では聞いてきますね(要領を得ない答えが返ってきたなぁ)」

「そうか。受付君、トマス君を工場に連れて行ってくれ。」

「失礼しました。(受付の名前も覚えてないのかぁ)」
いろいろつっかかる事があったものの、主任室を後にした。



少し歩くと、別の大きな建物が見えてきた。
どうやらここがアームヘッドを組み立てる工場のようだ。
「ここが工場長室です」

「失礼しま・・・っ!?」
トマスはドアを開けたが、すぐに閉めたくなった。

「おお、君が新入り君か。」
そう言って歩いてきたのは何とロン毛のお爺さんだった。
小柄で渋い顔をしているものの、やはりその変なロン毛が強調されててしょうがなかった。

「トマスです。これからよろしくお願いします(やばい・・吹きそう)」

「わしはアイコール。こっちの工場棟を管理している工場長だ。」
話をしている最中もやはりロン毛が気になる。

「・・・さてトマス君、仕事の説明は後でするから、皆に挨拶してきなさい。」
「へ?・・は、はい(ここってホントに軍事研究所?)」

トマスは工場長の脳内あだ名をロン毛にしとくと、足早に工場長室を後にした。



工場内を見渡すと、一風変わったアームヘッドが2体ほど並んでいた。
「数はそんなでもないんだなぁ・・見た目はそれなりにインパクトがあるけど」

しばらく眺めていると、トマスは整備している女性を見つけた。
「どうも。ここで働くことになったトマスです。これからよろしくお願いします」

「あら?あなたが新入りさん?私はメアリー・・・何か緊張してるみたいだけど、こう見えて私16よ」
「へ?あ、そうですか(僕より1歳年下だったのか・・もっと上かと思った)」

「私はアームヘッドの整備をしててたまに開発するくらいだけど・・あなたの仕事は?」
「まだ仕事の内容を聞かされてないです」
「工場長はそういう所がある人だからねぇ・・あまり振り回されない方がいいわよ」
「はい・・じゃあ僕行きますね」

(・・・今の所まともなのはメアリーさんだけか・・・16でここに居るのもちょっと変だけど)



トマスは近くに何だかよく分からない部屋があったので行ってみた。
「失礼しま・・・ヴっ」
トマスはまたドアを閉めたくなった。

「あらぁ~!あなたが新入りちゃんね~!」
そう言って走ってきたのはマッチョでメガネで薄着のおっさんだった。
(オ、オカマッ!?)

「なかなか可愛い顔してるじゃない・・・お名前は?」
「・・・トマスです。(この研究所どうかしてるよ・・)」
トマスは確かに子供っぽい顔をしているので言われてもそう違和感は無かった。

トマスは怖かったが勇気をふりしぼって聞いてみた。
「・・・あなたは何の仕事をしてるんですか?」

「あたしは諜報員。敵軍のアムへのデータや他の研究所の資料をパクってくる仕事よ」
「そうなんですか(確実に目立つだろうに・・・)」

「で、では!」
トマスは(こいつの脳内あだ名はミスターGかなんかでいいや)と思いつつ足早に立ち去った。



オカマ部屋の隣にやけに静かな部屋があったのでちょっと入ってみた。
そこは電気が消えていたが人気はあった。

「どうも・・・新入りのトマスです」
「・・・・・」
返事が無い。ただのしかば(ry
するとそこには刀を持った男が!
・・・・後ろを向いて座っていた。

「でッ!」
「・・・・・」
「すいません・・・つい驚いてしまいました。僕はトマスです」
「・・・・・」
「・・・それでは(一言くらい喋れよ~)」

トマスは廊下まで走って逃げた。
「あの人何の仕事してるんだろ・・」



廊下で休んでいると向こう側から、自分と同年齢くらいの男が歩いてきた。
(今度は割とまともそうな人だ・・)

「どうも。僕はトマスです」
「てめーが新入りか・・・まだガキじゃねーかw」
トマスは子供扱いされるのには慣れていたが、こいつに言われるのはなんだかなぁと思った。

「お言葉ですが・・・何歳ですか?」
「俺は18だぜ」
「僕は17です」
「17ぁー!?まだガキじゃねーか!」
「は、はぁ・・・(何だコイツ)」

「言っとくがなぁー、俺はかつてエースパイロットの肩書きを持ってたんだぜ!
その証拠にホラ、ブルーグローブだろ!」

ブルーグローブとはこの辺りの帝国兵のみに通じる、いわば優秀なパイロットの証である。

「青い手袋ですか」
「てめー、ちったぁ驚けよ・・・気に食わないヤツめ」

男はブツブツ言いながら横を通り過ぎ、通りすがりざまにこう言った。
「俺の名はブレジン・ニールファット!覚えとけ!後で痛い目見るぞ!」

「・・はい(何か子供っぽいヤツだなぁ)」
トマスは一日で何日か分疲れた気がした・・。



トマスが疲れながら工場を歩いていると、メアリーが来た。
「挨拶は終わった?」
「はい。オカマさんと・・刀の人と・・青手袋の人です」
「楽しい省略の仕方ね・・・でもあと一人いるわよ」
「え?」

すると工場のハッチが開いた。
「ア、アームヘッド!?」
黒いアームヘッドが工場の中に歩いて入り、停止した。
するとその中から黒いパイロットスーツの男が出てきた。
トマスはどんな変わった人だろうと思いつつ駆け寄った。

「初めまして。新入りのトマスです」
「君か。私はマクタス。ただのパイロットさ」

トマスはその声を聞き、思わず足を止めた。
他の人とは違う、何かを感じたのだ。

「どうしたんだい?」
「・・・いや、大丈夫です」

その人は、ダンディなおじさんで優しい喋り方だった。
でも、何かが重い・・・?


「どうやら全員集合のようだね」
そう言って歩いてきたのはロン毛の工場長だった。

「トマス君、新しい仕事が入りました」
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# by kozenicle | 2008-07-07 16:26 | ストーリー:デデバリィ | Comments(0)

どうも。
ニクルの新作ミスティカのムービーがあげられてましたw
http://bionicle.lego.com/en-us//movies/default.aspx
毎度のごとく格好いいですw
このムービーでタフーと緑がかなり欲しくなったかも
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# by kozenicle | 2008-07-01 21:22 | 駄文 | Comments(0)

どうも。今日も特に用は無いですが更新します
b0142778_0321239.jpg

近くの山に行ったらすごい霧でしたw
前が見えなくて恐怖
b0142778_0333117.jpg

新作アムへをちょこっと。
左がデデバリィストの主人公機(おそらく)右がその仲間?です

では
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# by kozenicle | 2008-07-01 00:35 | 駄文 | Comments(0)

どうも。
今回はアストローカの3作目(1作目はぜにレゴにて紹介、2作目はチャットフレンズに一枚写真があります。いずれ全て紹介予定)を軽く紹介します。
b0142778_21245487.jpg

3作目は水星の名を受けた女性トーア・マーキュが主人公です。
主な仕事はスパイ等諜報活動です。
分かりずらいですが頭の黄色い部分は金髪のつもりですw
b0142778_21271073.jpg

突如マーキュの任務に参加することになったトーア。
b0142778_2130286.jpg

b0142778_21305055.jpg

その他の宇宙生物w

3作目の写真も撮ったのでそろそろアムへを作りたいと思います。
では~
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# by kozenicle | 2008-06-25 21:37 | 作品 | Comments(0)

どうも。
しばらくはアームヘッドのストを書いていきたいと思います。
アストローカはその後です。
それでは始めます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



五大湖の沿岸を一台のジープが走っていた。
夕日に照らされた湖は美しく、ここが戦場だという事を忘れさせた。

「もうすぐ着きますよ」
後部座席に乗り、湖を見ながらぼんやりたそがれていた青年が、
運転手に言われハッとした。

ジープの先には柵で囲まれた小さな建物と、大きな工場のような施設が見えた。
「もう着くのか・・・」
青年は好奇心と不安で満たされていた。
まるで初めて学校へ行く子供のように。

それはそうである。彼はほんの数ヶ月前までは技術学校にいたのだ。
いきなり最前線の仕事場に連れてこられるとは思ってもいなかっただろう。

ジープが止まった。
彼は運転手に挨拶すると、荷物を持ち車を飛び出した。

「・・・ここがデデバリィか・・・・」

彼はゆっくりと研究所へ歩いていった。
b0142778_2323994.jpg


続く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回はここまでです。
フィグの画像を貼ったのは別にネタじゃないですよ(何
では
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# by kozenicle | 2008-06-22 23:04 | ストーリー:デデバリィ | Comments(0)

心がまた叫んでいる痛みを感じても・・・

すいません歌詞ネタです
ちとお知らせ。
レポートが一段落着いた&吉田さんの許可を得たのでアームヘッドのストをスペースより先にやりたいと思います。
実用性がいまいちな変わった試作アムへ続々登場みたいな(おい
b0142778_22202949.jpg

デデバリィ製アームヘッド・グングネーロ(試作1号機カラー)


手に負えない出来事に落とされても
奪うことの出来ないもの心動かす事
このまま・・前に進むのみ・・

この歌詞なんか好きです
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# by kozenicle | 2008-06-18 22:30 | 駄文 | Comments(1)

こんばんは。
レポートが面倒くさくなってやけくそで作ってみました

必殺ニクル人
http://www.youtube.com/v/V8qxa7l5lWo&hl=ja
マーリのムービーと仕事人の音楽の時間がぴったりだったのでやっつけでくっ付けてみた。
後悔はしてい・・・ます
微妙にマッチしてるところがちょこちょこあると思いますw(マキシロスとヒドラクソンがかかってくる所とか)
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# by kozenicle | 2008-06-11 20:45 | 駄文 | Comments(0)