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消えるんなら消えるし、灯くんなら灯くし、どっちかにしろよ…
叩き割っぞ!

以上、どうでもいい話でした

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またまた無理矢理カッコつけてみる





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ペ・スー
小型の虫ラヒ。
ラ・ムタの相棒であり、マトラン語をある程度理解できる。
武器は爪と鳴き声。
その奇怪な鳴き声は敵の神経に作用し、ダメージを与える。

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PGM
「組織」により作られたナビゲーションロボット。
AIを搭載しており、組織からの通信を受け取り伝えるだけでなく、戦闘中や普段でも話す。
ただし喋り方は機械っぽい
武器は足と頭頂部から出る電磁波。

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飛行形態?



ラ・ムタの奇妙な短編スト その2


「何処行くのよ?」
ラ・ムタは逃げようとした同組織のマトランをとっ捕まえた。

「ひぃぃ・・・」

「あそこで何やってたの?」

「…め、命令だよ命令!お前を監視するように言われてきたんだ」

「命令・・・誰から? 監視?何のために?」

「誰って・・・そりゃ・・ブギャー!」
突如そのマトランが爆発した。

「何者!?」
ラ・ムタは辺りを見渡すが誰もいない。

「何かの口封じね・・・組織内で何かが起こってるに違いないわ」


ラ・ムタは組織本部に行って見ることにした。
ボスに会いに行くために・・。


ラ・ムタはかつて、行くあても無く彷徨っていた旅のマトランであった。
ある時飢え死にしそうになった時に、組織のボスに出会う。
ボスはラ・ムタの才能を見抜き、ボス自らスカウトしてきた。
厳しくも優しいボスを、ラ・ムタは父親のようなものと思っていたかもしれない。

かつては何度か会っていたが、最近は任務の都合で会っていない。
今はどうしているだろうか。



ラ・ムタはペ・スーに乗り、本部に到着した。
本部は地下に建設されていたため、本来入り口は目立たぬように作られている。

が、今日は入り口付近を警備ロボットがうろついていた。

「トマリナサイ ココハ タチイリキンシ デス」
警備ロボットが入り口を塞いだ。

「どうして?ここのマトランなのに・・」

「3 ビョウゴ ニ ハイジョ カイシ」
ロボットが銃を構えた。

「まずいわね・・・ペスー!」
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「ギギギギギィ゙」

ペスーは素早くロボットのローラー部を切り裂いた。
ロボットはそのままひっくり返って動かなくなった。

「どうせ故障してる警備ロボなら壊してもいいでしょ」


ラムタとペスーとPGMは、本部の内部に進んでいった。

内部にも警備ロボットはいたが、どういうわけかマトランが一人もいない。

「何が起こってるのかしら?」

どの部屋を見てもマトランの姿は無かった。


と、いきなり警備ロボットの集団がラ・ムタを囲んできた!

「あら・・・・皆こわれてるの?」

ターゲットがマトランである以外は、極めて正常な動作をしていた。

「ゲイゲキ カイシ」

「・・・ぺスー!」
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「後はまかせたわよ」
「ギィ゙」


ペスーは羽ばたき、廊下の奥へと飛んでいった。
つられて警備ロボットが追いかけていく。


「ペスーならきっと平気よ」
ラムタは先を急いだ。



しばらくしてボスの部屋までそう遠くない所まで来た。

しかしここに再び警備ロボットが徘徊している。

ラムタはすばやく隠れた。
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「自分の組織を潜入捜査なんて・・・変な話よね」
「ソノトーリ」

「どう切り抜けようかしら?」
「ブーストオン」

「え?」

PGMは突然飛び出し、廊下を真っ直ぐ飛んでいった。

「ペスーと同じ作戦ね・・・それはそれでロボットらしいわ」


ラムタは警備の無くなったボスの部屋まで一気に近づいた。

中からなにやら物音がする。

「ボス・・・居るのかしら」


ラムタはドアを開けた。

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「ジャァァァァ・・・・」
そこには二つの頭を持つ醜い化け物が。


「な・・・・まさかアンタがボスを?」

コイツがボスを食ったという証拠はないが、とにかく怪物がココに居るということは異常なことである。

ラムタは銃とナイフを構え、怪物に接近した。

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「ジャァァ!」
怪物は突如毒ガスを噴出した。
同時に銃を上の顔に突きつけ、連射する!

しかし怪物はそれほど答えていない様子だった。

ラムタの体が毒ガスによって少しずつ麻痺していく。

「何ですって・・?」

怪物はラムタに噛み付くと、そのまま壁に放り投げた。

「!!」

壁に打ち付けられたラムタは、そこから動かなかった。
「ぐ・・やばいわね・・このままじゃ」

「ジャァ・・・」
怪物には足のようなものは無く、ズルズルと鈍く近づいてくる。



しばらくして怪物がラムタの目の前まで近づいてきた時、ラムタは突然飛び上がった!

「バカね!あれだけ時間があれば麻痺も回復するわよ!」

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ラムタはナイフを怪物に突き刺した。

「ごめんなさいねぇ・・こうするしか無かったのよ」

怪物は体液を撒き散らすと、そのまま眠った。


「何でボスの部屋にこいつが・・・それに皆は・・・ボスは何処に?」



すると突然廊下から爆発音が聞こえた!

「何!?」
ラムタが急いでボスの部屋から出ようとすると、部屋のドアに突然火がついた。

「何てこと!?」

炎は怪物の体液に引火し、部屋全体を焼き尽くした。

「早く出なくちゃ!」

ラムタが炎を浴びながらも廊下へ飛び出す!

すると廊下の奥に人影が見えた。マトランのようだ。

「誰です?」
ラムタが遠くから話しかけてみる。

するとそのマトランはワイヤーのようなものを使い、素早く逃げようとした。


「な!私を見捨てていくの?」


その時、炎がそのマトランの顔を照らした。
ラムタはその顔に見覚えがある。


「副長!?」


そいつは組織で二番目の権力を持っていたマトランだった。



続く・・・

展開速すぎて(?)つまんねぇーッ

by kozenicle | 2008-10-10 17:47 | 作品

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